2015年6月10日水曜日

読んで面白かった本

今まで読んだ中で面白かった本


子供のころから小説が好きで、暇さえあれば読んできた中で特に好きで影響を受けた物を上げていきたいと思います。

個人的な感想なので他の人が読むと感想は違うかもしれませんが


SF小説

星を継ぐもの  ジェイムズ・P・ホーガン

3部作になっていて2巻「ガニメデのやさしい巨人」 3巻「巨人たちの星」と続きます。

1巻と2・3巻では物語の内容が違うというか、1巻は異星人が全くといって出てきません死体のみです。

2・3巻は異星人とのかかわりの中で過去の事実を主人公たちが解き明かし3巻で地球の危機異星人の危機を解決してエンディングを向かえます。

1巻のあらすじは、月で5万年前に亡くなった宇宙服をきた人間を発見します。そして時を同じくして木星の衛星で地球の物ではない宇宙船が発見される。月の人間はいったいどこから来たのか宇宙船はいったい誰がのっていたのか?メインの学者2人が解き明かす物語です。

1巻に異星人は出てきませんが、2巻以降への伏線となっています。読んでみての感想は途中は科学的、生物学的な人間の話が出てきていまいち面白いと感じることができないところもありましたが、最後に月の人間がどこから来たのか謎が解決し2巻の異星人への伏線となりますので、面白い小説だなと感じました。

2・3巻があることがわかり直ぐに買って読んでしまいました。

全巻読み終えて最後にすべての謎が解けて終わるラストは古典的かもしれないですが、読んでよかった作品だと思いました。

特に主人公のダンチェッカーがいい味を出していてこの作品で一番好きなキャラクターです。
SFが好きでまだ読んでいない方にはぜひ読んでみてほしいです。



神の熱い眠り  カード、オースン・スコット

苦痛が存在しない世界不幸や恐怖というものがない世界に、突如「苦痛」が蔓延します。そこに現れた神と同じ名前の男、この男が語る自分の1万5千年にわたる人生、なぜ世界に「苦痛」が蔓延したのかが語られます。

ページ数もありかなりのボリュームです。
ただ読みごたえはある物語ですし、その話を聞く少年の成長の話でもあるんじゃないかと思います。
「苦痛のない世界」の方がいいのではないのかと少年は問いかけます。神と同じ名前の男は「苦痛」があるからこそ成長できると自分の人生をみせることで説明します。

この物語は人間の人生を語っているのではないかと自分の中では解釈しています。
読む価値もありますので中古でも買って読んでほしいと思います。


まだ紹介したい本がありますのでまた機会があれば紹介したいです。










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